学問・資格

こんな人は公務員を目指すのはお止めなさい

世界規模での不況の中、ほぼ壊滅的に近い民間への就職を断念し、公務員試験を検討される方も多いと思います。
また、在籍する企業の先行きを不安し転職として考えている方もいるでしょう。
しかし、公務員も人によっては文字通り生き地獄の環境であるのは事実です。今日はその辺を書いてみようと思います。
それでは早速公務員に向いてない人、端的に言えば目指すべきでないタイプを挙げてみます。

1.個人主義を貫き、協調性に興味を示さないタイプ
簡単に言うと他者との協調性よりも自分の意見を優先するタイプです。基本的に右に習えの『ムラ社会』である公務員内ではこのタイプはかなり毛嫌いされます。また、その嫌悪がピークに達すると確実にイジメのターゲットにされます。
私が一番公務員に薦められないタイプは?と聞かれたら、真っ先にこのタイプを言うでしょう。

2.専門屋、不器用なタイプ
意外に認知されていませんが、事務一つ取って見ても『器用貧乏』よろしく何でも屋的なスキルを要求されます。
民間で言うところの総務、経理に該当する仕事は当然ですが許認可業務のような一定の法的な業務やハローワークでお馴染みの対外的な折衝、さらには国土交通省だと地権者との用地買収もあります。技官の場合についてはある程度範囲は狭いようですが、それでも一定レベルの実力を発揮しないと厳しいでしょう。
仕事を選べばいいだろ?的な質問もありますが、私がいた頃は2~3年でまったく違う仕事の部署(と勤務先)に回される状況でした、仮に希望が通る可能性あるとしても、上を目指す場合は幾つかの部署を経験をさせられると思って下さい。

3.社交性が無い、飲めない人
社交性は簡単にわかる目安として『友達を作れるか?』と考えるとわかりやすいです。
学生時代に部活やサークルで脇で孤独気味とか、特定の話題つながりでないと人との絆を築けないタイプ、好例としてオタクな人は厳しい可能性があります。
職場の配属換があるような所ですと、速やかにどんなタイプの人間相手とも人間関係を構築する必要がありますので、社交性が乏しいと仕事自体が円滑に進まないといった事態も招きかねません。たとえ末端だったとしても、同じ立場の人達との『横』のネットワークを構築する能力が無いと厳しいと思います。
また、人によって意識の違いはありますが、公務員は上から下というヒエラルキー(序列)を重んじる傾向があります。上を目指すようであれば、その辺も頭に入れるべきでしょう。
あと飲めないというのはお酒の事です。飲む飲めないは関係なく職場主催の飲み会は参加自由という建前がありますが、基本断ると代償は高くつくと思ってください。飲めない場合は話相手やカラオケなどで場を盛り上げるスキルを過剰に求められますので、そう言った面が嫌だ厳しいという人だと、後々職場内で行き詰まる事が予想されます。

結論として公務員は巷で言われるほどの楽園ではないし、確かに給与面や福利厚生は充実し過ぎているの面も認めつつも、人によって向き不向きがはっきりしている職場と言えます。
そして、公務員の一番の問題は『辞め辛い点』に尽きるでしょう、公務員は辞めても雇用保険が無い事でもわかるように、辞める事を前提にしていません。したがって、精神・身体が疲弊し仕事も出来ないほど困窮しても、身内の反発や辞めた後のデメリットに板挟みになった挙句、私の身近にあったケースで家族を残し失踪してしまったケースや、最悪のケースで自殺といった悲劇もあるのです。もっとも、その前に病気入院で長期療養に陥るケースがほとんどのようですが、こうなってしまっては文字通り後の祭りです。

最後に今の自分には該当する面はあるけど、やはりそれでも公務員を目指したいという人はいると思います。
そうした方には民間から公務員を目指す事をお勧めしたいと思います。お酒はともかく社交性や仕事上のスキルについては、民間の仕事を通して切磋琢磨し向上させられる面もあるでしょう。
年齢制限といった制約はありますが、公務員試験に割く余力を残せるなら、様々な経験の中で自分を磨いた後で入られた方がいいと思います。
ただし、人それぞれ個性もあるように向き不向きが残念ながらあります。根本的な部分はどう頑張っても変えられないのが現実ですので、やはり無理と思った場合は素直に諦めるべきです。
あくまでも公務員は就職先の一つに過ぎません、自分の適正や一度入ったら辞めづらい特性をよく理解しつつ、選択肢とするか否かを熟慮して下さい。

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