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「お題目だけ」「ビジョン無し」の渡辺喜美氏に麻生総理を批判する資格無し

自民党を離党し、なにやら始めると公言していた渡辺喜美氏ですが、今週末の2/13に「国民運動体の設立」と称する活動をスタートする運びとなったようです。
さっそく、渡辺氏のサイトで内容を見てみることにしました。

「脱官僚」「地域主権」で国民の手に政治を奪還する「国民運動体」の設立について

率直な感想を言いますと、表題にも書いた通りでしてさらに言うと「で、結局何がしたいの?」としか言いようがありません。
言いがかりになるといけないので、簡潔に言うと

2.設立の趣旨・目的
①「官僚主導の政治」を打破し、国民の手に政治(税金)を奪還する。
② 権限、財源、人間の「3ゲン」を地方に移譲し、真の地域主権を確立する。
③ ①②を通じて、国民生活・地域重視の当たり前の政治を実現する。

上に掲げた趣旨はプロセスの「お題目だけ」に過ぎず、ゴールのビジョンが示されていないという事です。
さらに言えば、現状の立法の柱たる国会が行政を司る官僚に支配されているなら、まずすべきは選挙できちんと行政をコントロールする真っ当な政権を誕生させ、今までの馴れ合いを打破させるべきです。
したがって、渡辺氏がやりたい事が上記だけなら政策集団たる政党を結成するのがもっとも早道でしょう

ちなみに渡辺氏が辛らつに批判する麻生総理ですが、施政方針演説でこう言っています。

目指すべきは、「安心と活力ある社会」です。世界に類を見ない高齢化を社会全体で支え合う、安心できる社会。世界的な課題を創意工夫と技術で克服する、活力ある社会です。

確かにこれは役人が作った文書である事を否定しませんし、麻生総理自身が紡ぎ出した言葉ではないかもしれません。
また、相次ぐ失言や上記を実現するためのプロセスについては疑問や批判もあります。
しかし確かに言えるのは、今後実現したいビジョンを提示しそれを語っているのは間違いなく麻生総理だという事実です。

私は本当の政治家というのは、政策という夢を具体的に形とする実行力を兼ね備えた人だと思います。
戦後の焦土から、今日の先進国たる日本を築いたのは与野党の違いなく上記のような方達だったと思います。
渡辺氏が今やろうとしてるのは、何度も言いますが実行のプロセス”だけ”でしかない。
プロセスの果てにあるゴールのビジョンを示せぬなら、渡辺氏は単なるパフォーマーです。
厳しい言い方ですが、こんなモノしか提示できない渡辺氏に麻生総理を批判する資格は無いでしょう、仮にも政治家なら具体的ビジョンを示すべきです。

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