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パイオニア、薄型テレビ事業から離脱か

パイオニア、薄型テレビ撤退 数千人規模の削減も(朝日新聞)

以前より薄型テレビは買い叩き状態で単価あたりの利益なんて出てないに等しい状況でしたが、かねてより厳しい状況にあったパイオニアの離脱が確定的となった模様です。
パイオニアといえば、パナソニックや日立と並んでプラズマディスプレイの雄だった時期もあるのですが、御存知の通り液晶が薄型テレビの標準となり、低迷の一途を辿った中で不況が止めを刺した模様です。
最近発売していた「KURO」の性能は私的にはとても好きだったのですが、良い物を作ったとしても売れなきゃどうにもならんのが世の常であります。
この調子だと、過去最悪の業績を上げてしまった日立も後を追いそうな雰囲気が漂ってますので、プラズマについては国内はパナソニックのみという状況になりそうです。

ちなみにパイオニアといえば、過去にNECが保有していた工場を買い取り強気の攻勢に出ようとした時期もありました。
その一つが鹿児島県出水市にある訳ですが、こちらのブログにもあるように既に撤退を決めています。
一時はこの工場を、かつてソニーが次世代薄型テレビの柱として開発していたFEDの生産工場として利用する話も持ち上がったのですが、残念ながら不況の影響で断念となっております。

パイオニアについては、LDやカーオーディオがらみで好きな会社だったので、今はとにかく何とかブランドを維持しつつ会社として生き残って欲しいと願います。
そして、またいつか「開拓者」という名前に似合った先進性のある製品で市場を沸かせて欲しいと思います。
また、薄型テレビとして東芝、キヤノンなどが開発していたSEDと並んで期待していたFEDも雲行きが怪しくなっており、この状況では事業ベースでの生産は厳しい印象を受けます。
FEDについては、ソニー工場内にあるという試作ラインとソニーから技術を継承しているエフ・イー・テクノロージズが何とか残ればと願うばかりです。

景気後退の折、採算の取れない事業が整理される点については仕方が無いと理解していますが、その結果としてそれに関わった人々の雇用や蓄積された技術も失われる危険もある訳ですので、何とか手を打って欲しいところです。

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