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それは「仕事」として提供するシロモノ?

「振り込め注意」声かける仕事で雇用創出…政府がモデル案(読売新聞)

色々知恵を捻って頑張っているとは思うのですが、これは正直いただけません。
悪意は無いにせよ、あまりに非常識かつ不快な印象を持ちます。

さて問題の件についてですが、金融機関によって異なるにせよ行員に余裕がある所だとわざわざ人を配置するところがほとんどです。
私が立ち寄るところですと1~2名は必ず待機させている姿を見かけます。
もっとも、人員が限られている地方の支店はその限りではないでしょうが、仕事として提供するなら行員として人を雇用しろと金融機関に話せば済むようなケースにも見えます。
それと気になったのは、単純雇用のばら売りは低所得雇用者を暗に増発するだけで、その結果「働いたら負け」的な社会を助長する結果となりかねない点です。

「派遣切り」や「就職難」にあった人達は痛感していると思われますが、あまりに単純かつ誰でも出来る仕事というは職歴としてまったく評価されません
確かに今日をとりまく異常な経済状況は確かに深刻です。すすめ!(8554)南日本銀行さんが「雇用などの受け皿が課題」が紹介してますように、地方の雇用情勢はもはや壊滅的です。政府のプロジェクトチームが、それを改善するため仕事の創出をしたいのはわかります。しかし、だからと言って職歴にも書けないようなシロモノを仕事として提供していい理由にはならないと思います。

私的には常々言ってますが、雇用情勢の歪みや不景気による経済実態が深刻だからこそ「長期かつ生活が成り立つ雇用条件」「職歴として認められる職務」といった点をきちんと重視すべきだと考えます。ただでさえ不安定かつ綱渡り的な生活を強いられた人々が求職難の実害を受けている訳ですから、もっとその辺を考慮すべきだと言いたいです。

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コメント

 こちらでは、はじめまして、ですね。鈴木です。

 読ませて頂いて、あれやこれや・・・・。

 たとえ一度でも、“振り込め詐欺”の現場に遭遇して、実際に説得して思いとどまらせるという行動が出来たら、それはとても貴重な経験になると思います。
 ・・・・ですが、現実、自分の勤め先であるコンビニに設置されたATMの前で、利用者に注意を促すチラシを配布しながらとしても、一日中立っているとしたら、それはとてつもなく退屈なお仕事そう・・・。

 スミマセン。なんの結論もありませんが。

投稿: 鈴木五郎 | 2009年2月 3日 (火) 17時14分

>鈴木五郎様
はじめに、コメント有難うございます。
「退屈」という意見は至極当たり前の意見だと思います。
地域によってはシルバー層の人材活用の一環として、こうした仕事に就いてもらう事はありかもしれません。
もっとも、大問題となっている雇用創出の選択肢とするには無理があり過ぎでしょうね。

投稿: ふみたけ | 2009年2月 3日 (火) 18時25分

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