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2009年2月

植草さんの戦いとその他諸々

植草元教授が逆転敗訴 東京高裁「サンデー記事は真実」(朝日新聞)

後日植草さんから詳細は語られるかもしれませんが、気になったのでアップ。
ちなみに第一審はこちらに詳しく書かれています。

ちなみに問題の文書がコレです。

「親交のあるエコノミストが言う。『セクハラ癖があることは、業界では有名です』」

まだ判決文すべて目を通してませんが、原告側には厳しい結果だというのはわかります。

ちなみに「過去一連の植草さん絡みの事件」についてどう思っているか?はノーコメントとさせて頂きます。
事が重大である以上、軽々しく話すべきでないというのがその理由です。
ただ、何かしら不都合と思われた人物が不当に逮捕される事については、身近でそれと思われるケースを見た手前あると考えています。

マスメディアに限った話ではありませんが、世の中には時に「事実と称する物語」が流され、結果としてそれが「印象操作」と化すケースがあります。
過去において実際に実害を受けた人もいますし、最近では刑事事件を担当していた弁護士が同業者の煽動によりバッシングを受けた酷い事例もあった訳ですが、だからこそ情報に対するリテラシーが強く意識されるべきだと感じます。
私としては、ある武将の受け売りですが何度も何度も見聞きし判断する事を肝に銘じて生きていきたいです。
愚直かもしれませんが、それだけが災いから逃れる唯一の道だと信じています。

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総額10円(笑)の法人税脱税事件とかんぽの宿疑惑

大賀容疑者 脱税認める意向(大分合同新聞)

内容自体は想定されたもので、特に目新しい事実は無いのですが、47NEWSさんの見出しがこんな事になっていました。(笑)

大賀容疑者が計約10円の脱税認める(※今は修正済)
※当時の状況はウェブ魚拓にて見れます。

キヤノン工事をめぐる法人税脱税については、誰を狙っているのかが今もって定かでなく、同時進行で西松建設がらみも進行して事情もあるため、どっちを本気でやってるのかを注意深く見守っています。
前者が本気だと狙いはキヤノンというより別のターゲット狙いの気がするのですが。

植草さん(リンク有難うございます)は、保坂さん達が調べ上げている「かんぽの宿疑惑」を刑事問題として追及することが必要な段階にあることを指摘していますが、中川元財政大臣の失態による政局の混乱も重なり、有耶無耶にされる危険性が高まっている点についてとても心配をしています。
この件に関しては、保坂さんが次のように語っています。

問題が広がりを見せるにつれて、野党の意欲的な議員は深く細かく切り込んでいくが、一般の人から見ると専門的で分かりにくい議論になるという隘路に陥りがちだ。私の役割は、わかりやすい言葉で問題の本質を語り続け、事実にもとづく数値で勝負することだと考えている。

今なお解決されていない「年金問題」がそうだったように、「かんぽの宿疑惑」をきちんと追い込めるか否かは追求する側が率直かつ平易に疑惑の問題点を国民に説明できるかに掛かっていると考えます。
先行き不透明の中での追求は困難極まる条件となりますが、保坂さん以下関係者の人達の執念が突破口を開く事を心から願う次第です。

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理由はいい、結果が問題

中川・酔っ払い大臣で、内閣総辞職だ!(牧太郎・二代目・日本魁新聞社BLOG)

美爾依さんのところで、これ見たときは我が目疑いましたよ、一説には郵政民営化隠しだという話がありましたがそれはさすがに無いでしょう。
真面目な話、牧さんのように怒れるうちはまだいい方だと思うのです。

 オバマさんと「通訳なし」で英語で話した麻生さん。オバマさんが「何を話しているのか分からない」と思わず漏らしたそうだが、これも英語力を過信した「日本の恥」。それに続いた「財務相の酒気帯び疑惑」。ああ、恥ずかしい。

理由は知りたくも無いし知ろうとも思いません、公の記者会見上においての失態こそが問題であって、まさしく「自己責任」を問うべき事例でしょう。
ただそれ以上に問題なのは、このニュースが流れてもなお激情の欠片も感じない日本の世論でしょう。
マスメディアも世論も何か淡々と語るだけ、ホントそれでいいのか?と。
そんな感情すら湧く力も無いとしたら、不謹慎ですがある意味終わってるのかもしれません。

皆さんそれぞれ事情があるんだろうと思いますが、ホントにそれでいいのですか?
大事なことなのでもう一度問います、ホントにそれでいいのですか?と。

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ある一人の改革派の苛立ち(2)

2月になって、「かんぽの宿」問題がようやくマスコミでも取り上げられ始めますが、それに反発するかのように岸氏は2/6に「かんぽの宿」への政治対応はモラルハザードの塊で、鳩山総務大臣がこの問題に携わる事を不適切と批判、そして以下の文書で締めています。

 私は郵政民営化を行った竹中大臣の秘書官をしていました。そういう人間がこのように書くと、郵政民営化やオリックスの宮内会長を守ろうとしているのだろうと穿った見方をされると思います。

 しかし、私は、政策に関する価値判断は多様であり、郵政民営化を逆行させることも、審議会の委員を務めた民間人への制約も、一つの価値判断としてあり得ると考えています。ただ、政策である価値判断を行うときは、政策全体に一貫性を持たせないといけません。一貫性のない恣意的な価値判断のブレは、モラルハザードに他ならないのです。だからこそ、今回のように政策の価値判断を大きく変えるときは、政権全体として一貫性を持ってやらないといけないのではないでしょうか。

 個人的には今回の騒ぎには本当に腹が立っています。建設コストが2400億円かかったのを108億円で落札は不当に安いと喧伝されていますが、市場の評価を否定して効率的な資源配分など望めません。バブル期に家を高く買ったらバブル崩壊で価値が暴落したのに、高い値段で買えと言えるでしょうか。厚生労働省のグリーンピアだって、年金保険料2000億円をつぎ込んだのに48億円で売却されたのです。1万円で譲渡したかんぽの宿が6000万円で転売されたと喧伝されていますが、民営化前の公社時代に行われた極端なケースを以て現在の民間経営を否定するのはおかしくないでしょうか。

意図はどうであれ、こんな酷い反論は正直気分が悪いというのが本音です。これについては植草さんの竹中氏へ指摘した内容をもって反論するのが適切でしょう。

竹中氏は「民営化」した企業の経営判断に政治が加入するのは根本的な誤りだとするが、「民営化」をはき違えているのではないか。日本郵政は株式会社形態に移行したが、株式は100%政府が保有している。現段階では国有会社である。「民営化」はまだ実現していない。

株式が民間保有になった時点で「民営化」されたと言えるのだ。竹中氏が「株式会社形態に移行すれば、その瞬間から好き勝手に「私的利益」を追求して構わない」と考えて、実行に移していたとするなら大間違いだ。

あくまでも文面は、竹中氏への反論ですが当時秘書官を務めていたという岸氏にも当てはまるでしょう。
植草さんが指摘する通り、まだ民営化過程にある日本郵政の資産について、政府が待ったをかけるのは至極当然であり、国民サイドとしてもその不明瞭かつ疑いがある点に無関心というわけにはいきません。
また保坂さんがなぜ「かんぽの宿」売却が随意契約に転じていったのかの中で、本来一円でも高く売却するべきはずの日本郵政の不明瞭極まる売却経緯を批判しています。

この問題については「郵政民営化の真相」を国会の議論の場に於いて、関係者はきちんと語るべきです。
批判を恐れず踏み込んだ意見を述べる岸氏についても、ここ最近の状況を不満とするなら異を唱える人々の代表ときちんと納得行くまで話をすべきでしょう。
あと一番この問題について、真に説明責任があるとすれば竹中氏ではないでしょうか?一方通行的に反論はされているようですが、本当に疑われる事をしていないという自信があるなら、しかるべき所でどうどうと自説を語るべきです。


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ある一人の改革派の苛立ち(1)

かつて小泉政権下で断行された「郵政改革」ですが、数年経った今日に於いてさまざまな問題が噴出しています。
特にここ最近ニュースで随時語られる「かんぽの宿」の売却問題については、その不明瞭かつ一般国民でさえ理解し難い問題が出ている事に注意深く見守っているところです。

特に民主・社民・国民『かんぽの宿追及PT』の取り組み、また政府から問題提起した鳩山総務大臣の動きが活発化した頃から、この問題を黙殺していた感が強いマスメディアも注視する状況の中、かつて改革派に名を連ねた人から苛立ちが聞かれるようになりました。

そんな一人が岸 博幸氏でしょう、現在ダイヤモンドオンライン上で「岸博幸のクリエイティブ国富論」を連載されている方です、その連載中において「かんぽの宿」追求に対し、批判する論調をされています。

1/16の「官邸はもはや機能不全!百年に一度の天災に人災も加わった日本の悲劇」では官邸機能不全の一例として、「かんぽの宿」追求をはじめた鳩山総務大臣の行動を”暴走”と批判した上

その理由は滅茶苦茶です。規制改革会議の議長を務めて郵政民営化の検討に関わったとか、一括で売却するのはおかしいとか、全く理由になっていません。そもそも2度の競争入札を経て落札しているのです。かつ、規制改革会議で郵政民営化が検討されたことなどありません。
年間50億円の赤字を垂れ流している施設を出来る限り早期に売却するのは、事業再生(=日本郵政という元官業組織の民間企業としての自立)のためには不可欠です。更に言えば、一括して売却するからこそプレミアムが乗った高値で売却できるのであり、個別に売却したら、条件不利地の物件は買い叩かれるか売れ残るだけです。

と日本郵政の売却を肯定、さらに

鳩山総務大臣はおそらく政治的な意図からかんぽの宿の売却に反対しているのであり、会見で述べている理由は屁理屈に過ぎないのです。

率直な意見として、鳩山総務大臣の理由が屁理屈とはかなり酷い言い草だなと思います。日本郵政による「かんぽの宿」売却についても、資産価値なども考えればむしろ避けるべきは叩き売りでしょう。
『かんぽの宿追及PT』の一人であり、以前よりこの問題を手がけている社民党の保坂展人さんが「かんぽの宿、叩き売りを見逃した責任は誰にあるのか」にて不明瞭かつ乱暴な叩き売りだった実態に疑問を呈しています。

小泉・竹中構造改革で行われた「国有財産や保険料で取得した国民共有財産」の処分を、収益還元方式と言って土地・建物の実勢価格を無視して赤字の施設なら「評価ゼロ」とか「1000円」とか「1万円」で叩き売ることを正当化してきた。ところが、1万円で売却した物件が、6000万円で転売可能であれば民間企業なら背任罪に相当する。国民に対しての背信行為であり、民間企業としての営業努力を放棄していると言わざるをえない。

私自身は保坂さんの説明の方が道理に適っていると感じます。資産売却を前提とするなら、一円でも高く売却すべきでしょうし、日本郵政はその努力をすべきはずなのです。(続)

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「偽装認知」での逮捕事件発生について

「偽装認知」容疑、中国人3人逮捕 日本人の子と届出(朝日新聞)

このニュース知った時、以前ネット上で改正反対をしていた連中が「それ見たことか!と安直に言うだろうなと予想してましたが、土曜の夜、牛と吼える。青瓢箪さんのところ見るとやはりかと呆れました。
私的には行政書士の中村和夫さんのブログにあるこの記事の内容とほぼ同じ意見です。

 偽装認知する最大のメリットは、認知される子ではなく、その親権者・監護権者である外国人母である筈ですから、偽装認知に対する刑罰を強化したり、その母親と父親との交際関係の立証が不十分な場合で親子関係に重大な疑義があるような場合には、入管局が、養育者であるその外国人母の本邦での滞在を認めないという、行政処置を採ることはかなり有効な手段だと思います。

そもそも、国籍法改正の経緯が「子供の人権尊重」にあった訳で、その事を蔑ろにする意見が横行するのは法制度改正の趣旨を理解していないという言うべきでしょう。
今後に於いて運用面に問題があるようであれば、その都度法改正を粛々と行えば済む話で、いちいち馬鹿騒ぎを起こすべきではないと考えます。
この事件はそもそも運用上に於いて想定された話でもありましたし「子供の人権尊重」に立った運用と同時に、厳格な違反者の取締りを求めていくべきです。

上記の話に関連して、単に内なる悪意を増長したいのか、制度趣旨そっちのけで空騒ぎする人々が存在します。中には「日本語」であれば問題無しとばかりに、悪意に満ちた主張を連ね「国益」が損なわれると全世界的に主張する様も見られるようですが、理由は何にせよ他者の人権を蔑ろにする思想を全世界的に振りまく事の方が、日本の国益を損ねる行為だと私は思います。

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「お題目だけ」「ビジョン無し」の渡辺喜美氏に麻生総理を批判する資格無し

自民党を離党し、なにやら始めると公言していた渡辺喜美氏ですが、今週末の2/13に「国民運動体の設立」と称する活動をスタートする運びとなったようです。
さっそく、渡辺氏のサイトで内容を見てみることにしました。

「脱官僚」「地域主権」で国民の手に政治を奪還する「国民運動体」の設立について

率直な感想を言いますと、表題にも書いた通りでしてさらに言うと「で、結局何がしたいの?」としか言いようがありません。
言いがかりになるといけないので、簡潔に言うと

2.設立の趣旨・目的
①「官僚主導の政治」を打破し、国民の手に政治(税金)を奪還する。
② 権限、財源、人間の「3ゲン」を地方に移譲し、真の地域主権を確立する。
③ ①②を通じて、国民生活・地域重視の当たり前の政治を実現する。

上に掲げた趣旨はプロセスの「お題目だけ」に過ぎず、ゴールのビジョンが示されていないという事です。
さらに言えば、現状の立法の柱たる国会が行政を司る官僚に支配されているなら、まずすべきは選挙できちんと行政をコントロールする真っ当な政権を誕生させ、今までの馴れ合いを打破させるべきです。
したがって、渡辺氏がやりたい事が上記だけなら政策集団たる政党を結成するのがもっとも早道でしょう

ちなみに渡辺氏が辛らつに批判する麻生総理ですが、施政方針演説でこう言っています。

目指すべきは、「安心と活力ある社会」です。世界に類を見ない高齢化を社会全体で支え合う、安心できる社会。世界的な課題を創意工夫と技術で克服する、活力ある社会です。

確かにこれは役人が作った文書である事を否定しませんし、麻生総理自身が紡ぎ出した言葉ではないかもしれません。
また、相次ぐ失言や上記を実現するためのプロセスについては疑問や批判もあります。
しかし確かに言えるのは、今後実現したいビジョンを提示しそれを語っているのは間違いなく麻生総理だという事実です。

私は本当の政治家というのは、政策という夢を具体的に形とする実行力を兼ね備えた人だと思います。
戦後の焦土から、今日の先進国たる日本を築いたのは与野党の違いなく上記のような方達だったと思います。
渡辺氏が今やろうとしてるのは、何度も言いますが実行のプロセス”だけ”でしかない。
プロセスの果てにあるゴールのビジョンを示せぬなら、渡辺氏は単なるパフォーマーです。
厳しい言い方ですが、こんなモノしか提示できない渡辺氏に麻生総理を批判する資格は無いでしょう、仮にも政治家なら具体的ビジョンを示すべきです。

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あなたの人柄は好きだが、首相にならない方が良かった

「人柄は好きだが…」=民主・渡部氏、首相に皮肉(時事通信)

タイトルは民主党の渡部氏の発言を引用してますが、私は「国民は不幸だ」とまでは言うつもりはないです。
今直面している激動の時代にあっていないのと、国民の潜在的ニーズである蛮勇を奮うタイプでは無かった事が大きいとは思いますが。

血縁者に名だたる人々がいる以上、政治家になるのは「避けられぬ道」だったのかもしれませんし、仮にも自民党党首にもなった人ですので何かしら惹かれる魅力はあると思います。
渡部氏の言葉は皮肉もあるかもしれませんが、仮にそうだとしても人柄を持ち出したという事は何か惹かれる所を認めているからとも思います。
もし歴史にifがあるとすれば、有能な実務役が裏方に回って麻生グループの長として振舞う分には高い評価を得ていた気もします。

ただ、やはり政治家はともかく日本国の首相をすべきではなかったと思います。
政治家としての麻生氏の責任と、今後行われるであろう手厳しい歴史的評価については受け入れてもらうしかないですが、敵対する野党はおろか身内である自民党からもバッシングされる状況を見るに、人として不憫だなと思う事もしばしばです。

遅かれ早かれ首相を退くとは思いますが、その後は政治から退いて「サブカルチャーに造詣が深い有名人」として活躍したらいいのにと思う事もあります。
麻生氏本人が一生懸命なのは認めるのですが、人物的に「激動の時代に道を示す指導者」をするには荷が重過ぎるのは事実でしょうね。

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裏金転じて株となる?

大賀容疑者、裏金?で キヤノン株購入(大分合同新聞)

「大分キヤノン」がらみの続報です。購入時期が明確に書いてありませんが、キヤノンと大賀氏がらみで「裏金」作りが進められたと見られる2003年から2006年前後でしょうか。
ここ10年間のキヤノンの株価を見ると、もっとも高値を付けた時期に売り抜けた場合はかなりの所得を得た可能性もありますね。
報道によれば、数種の株式購入とありますので銘柄次第では様々な話がまた飛び出しそうです。

「大分キヤノン」の早期工事実現の立役者である、広瀬大分県知事もコメントが出ています。

「税金はキヤノン誘致に使用」困惑広がる(大分合同新聞)

結果的に税金が裏金に使われたことになるのでは、との質問には「税金はあくまで企業誘致のために使われた。そこは誤解のないように」と強調した。

意味深だなぁ・・・と。(苦笑)

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御手洗、大賀、広瀬というトライアングル

キヤノン工事疑惑は、法人税法違反(脱税)の線で着手となりました。
「大分キヤノン」に関しては、キヤノンと会長の御手洗氏、そして大分県と知事である広瀬氏は「被害者」という扱いになりそうです。

しかし、今のところ「被害者」に過ぎない大分県、キヤノンについて本当にシロなのか?という疑問もあります。
一村一品運動で名高い平松前知事の後を継いだのが、今の大分県知事である広瀬氏です。
兄はテレビ朝日会長にして、自身も最後の経済産業省の事務次官経験者という方です。
この被害者である両者ですが、こちらでも紹介されている通り結びつきがあります。
もちろん、大分県については大分キヤノンなど施設が多数ありますので結びつきを深めるのは当然と言えます。
特に「大分キヤノン」にあたっては、県知事就任直後から尽力した広瀬氏に対し好感が無いといえば嘘でしょう。

さて、ここで問題になるのが大賀氏の存在です。
日刊サイゾーを見ると、キヤノンはもちろんですが大賀氏が知事選に於いて広瀬氏の手助けをした間柄である事が報道されています。
「大分キヤノン」をめぐっては、御手洗-大賀-広瀬という強いトライアングルがあったからこそ、工事までの迅速な対応も可能であったように思われます。

そんな大賀氏ですが、そもそも何故に所得隠しで「裏金」が必要だったのでしょうか?
別のエントリーでも書きましたが、「大分キヤノン」受注前後から御手洗氏には劇的な事が多数ありました。
経団連会長就任、自身が会長を務めるキヤノンの政治献金解禁、そして経団連としての様々な政治的提言とその実現化など様々です。
もちろん、キヤノンの事情と御手洗氏の身近な変化が偶然一致したに過ぎない可能性もありますが、、あまりに変化が有り過ぎるのように感じます
ホントのところ何があったのか?は今後の捜査次第でしょうが、考えれば考えるほど多くの謎が隠れているように思えるのです。

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キヤノン工事疑惑の頃、何があったか書いてみる

大した事では無いのですが一まとめで、大分キヤノンと大光についてはこっちがわかりやすいです。
2003-2006年頃にかけて
キヤノン・大光・鹿島による「裏金」作り開始か(毎日新聞)
キヤノン・大光・九電工による「裏金」作り開始か(毎日新聞)

2003.05.13
政策本位の政治に向けた企業・団体寄付の促進について
2005.11.07
経団連会長に御手洗氏(当時副会長)が内定、翌年5月より着任
2006.03.17
自民党、政治献金の外資規制を大幅緩和する政治資金規正法改正案了承
2006.06.08
改正案、民主の反対により会期中の成立困難に
2006.06.12
政府与党、会期中の改正案成立断念し継続審議へ方針転換
2006.12.13
社民、共産除く賛成多数で改正案成立、外資比率50%超企業の献金が解禁
2006.12.23
キヤノン、政治献金を開始、自民と民主の2党へ

注:経団連の献金開始は2004より、2006年からの政治資金規正法改正についてはdunpoo @Wiki ■政治のカネ06を参照

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キヤノン工事の疑惑に進展あり、真相解明はなされるか?

キヤノン工事で脱税容疑=大分のコンサル社長-立件方針、詰めの捜査・東京地検(時事通信)

話としては去年から噂が上がっていたものの、進展も無いまま新年を迎えた上記疑惑の問題ですが、とうとう東京地検が動き出す模様です。
このまま立ち消えとなるかと危惧していただけに、ひとまず進展があった事にホッとする次第です。

疑惑の構図については毎日新聞のここにもあるように、キヤノンの大型プロジェクト工事を巡りコンサル会社「大光」、大手ゼネコン「鹿島」の3社間で裏金作りと見られる悪質な所得隠しが行われたという疑惑が持ち上がっています。

また、キヤノン会長である御手洗氏と、コンサル会社「大光」の大賀会長はこちらにあるように親密な関係もあるようで、捜査の進展次第では財界含めた疑獄への発展もあるかと思われます。
なお、上記3社以外に九電工も裏金作りに関わったとされる話もあり、まだまだ伏せられた真実があるように感じます。

上の話とは別の件でありますが、「大分キヤノン」というと私がこのブログを作る理由の一つである社民党の保坂さんのブログの記事をはじめとする雇用不安の震源地ともいうべき因縁の場所です。
私がこの疑惑を去年知ったのは、ネットでは無くある雑誌のある記事でした。興味がてらに調べてみると酷い話がどんどん出てくるため当時驚いた経験があります。
キヤノンについては個人的には好感を持っていたメーカーでしたが、非正規雇用をめぐる問題や今回の疑惑でその思いもかなり幻滅してしまった感があります。

最後に今回の疑惑については、一日も早い真相究明を切に願います。
建設にあたり税金も投入された大分の事業所のような事例もありますので、もし疑惑が悪質極まりないものであれば、関係者の厳正な処罰もされるべきだと考えます。

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パイオニア、薄型テレビ事業から離脱か

パイオニア、薄型テレビ撤退 数千人規模の削減も(朝日新聞)

以前より薄型テレビは買い叩き状態で単価あたりの利益なんて出てないに等しい状況でしたが、かねてより厳しい状況にあったパイオニアの離脱が確定的となった模様です。
パイオニアといえば、パナソニックや日立と並んでプラズマディスプレイの雄だった時期もあるのですが、御存知の通り液晶が薄型テレビの標準となり、低迷の一途を辿った中で不況が止めを刺した模様です。
最近発売していた「KURO」の性能は私的にはとても好きだったのですが、良い物を作ったとしても売れなきゃどうにもならんのが世の常であります。
この調子だと、過去最悪の業績を上げてしまった日立も後を追いそうな雰囲気が漂ってますので、プラズマについては国内はパナソニックのみという状況になりそうです。

ちなみにパイオニアといえば、過去にNECが保有していた工場を買い取り強気の攻勢に出ようとした時期もありました。
その一つが鹿児島県出水市にある訳ですが、こちらのブログにもあるように既に撤退を決めています。
一時はこの工場を、かつてソニーが次世代薄型テレビの柱として開発していたFEDの生産工場として利用する話も持ち上がったのですが、残念ながら不況の影響で断念となっております。

パイオニアについては、LDやカーオーディオがらみで好きな会社だったので、今はとにかく何とかブランドを維持しつつ会社として生き残って欲しいと願います。
そして、またいつか「開拓者」という名前に似合った先進性のある製品で市場を沸かせて欲しいと思います。
また、薄型テレビとして東芝、キヤノンなどが開発していたSEDと並んで期待していたFEDも雲行きが怪しくなっており、この状況では事業ベースでの生産は厳しい印象を受けます。
FEDについては、ソニー工場内にあるという試作ラインとソニーから技術を継承しているエフ・イー・テクノロージズが何とか残ればと願うばかりです。

景気後退の折、採算の取れない事業が整理される点については仕方が無いと理解していますが、その結果としてそれに関わった人々の雇用や蓄積された技術も失われる危険もある訳ですので、何とか手を打って欲しいところです。

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セーフティネット構築の動き

国会論戦を見ると、「やるやる詐欺」やら「公務員制度改革」と私的に枝葉の問題と思う話ばかりが取り上げられ、雇用不安を煽った原因と言うべきセーフティネットの問題は忘れ去られたのかと不安になりましたが、ここに来てようやく動きがありました。

職業訓練支援の新法提出へ=長期失業者に月10万円-民主(時事通信)

失業者へダイレクトに支援する基金設立の必要性を常々感じていましたので、その実現へ一歩近づいた事を大変うれしく思います。

 同法案は「失業保険と生活保護の中間のセーフティーネット」との位置付け。失業保険の受給を終えた長期失業者、廃業に追い込まれた自営業者らが対象で、ハローワークで求職登録し職業訓練を受けている期間、手当を給付する。経費は年間数千億円かかるとみられ、一般会計と労働保険特別会計から充てることを検討している。

内容を見ると、連合が提唱していた「就労・生活支援給付」制度がベースにあるようです。
既存の生活保護を「マット」とするなら、今回の基金は言わば「階段」と呼ぶべきものかと思います。
もっとも、案にある「職業訓練」などが不明確など、今後の実現化に向けては更なる詰めが必要でしょう。

私自身としては、野党3党が経団連に設立を申入れした「基金」との一体化をした上、基金運営法人を官民一体で維持しつつ、必要な人へのサポートをしていくべきと考えます。
民間ベースの「基金」が今後創出する事は歓迎しますし、むしろそうなって欲しいぐらいですが、やはりベースとなるべき「基金」については官民一体で構築するのが最も望ましいと思います。

今回の話はあくまでも構想案に過ぎませんが、一日も早く脆弱なセーフティネットの強化が行われる事を心から望みます。

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おかわりに 「さもしい」奴と 教師は言い

「家でご飯食べられず給食おかわりするの」水戸の小学教諭が不適切発言(産経ニュース)

ふと学生の頃に、欠席分で余った牛乳とかパンを持ち帰っていたのを思い出しました。
私の場合は別に家が困窮してたわけではなく、無駄に廃棄するよりはお腹に入れたほうが有意義だろうという安直な発想でしたが。(苦笑)
当時、私と同じような真似してたのが数名いたはずですが、上記のような事は一切言われませんでした。
小言を言う人もいたのは確かですが、戦中世代な先生の中には「残すぐらいなら食べて」と黙認してる人もいたぐらいです。

ニュースの中を見て気がかりなのは、この教師が不適切とされた発言をした経緯です。
恐らくこの子は母親や家庭の境遇を肌身で感じているからこそ、貴重な食事の機会である「給食」でお腹を満たそうとしたのは容易に理解できます。
実際の状況がどうだったかは窺い知れませんが、すべての児童に給食が行き渡り、欠席や配膳の事情で余った給食は「誰のものでもない」はずです。
こうして残った給食を「おかわり」する自由はあるはずです。むしろ何故それを妨げる理由があるのか?と逆に疑問をおぼえます。

その疑問を紐解く鍵として、親御さんの経済事情で「給食費未納」の状態だったケースが考えられます。
仮にそうなら事情を知る教師が「(親が給食費納めてないほど困窮で)家でご飯食べられず給食おかわりするの」と子供に嫌味を言ったケースは有り得ます。
もっとも、それが事実だとしても子供には非の無い話です。問題の教師がその事でネガティブな心情を抱いていたとしても、子供相手に言って許される道理は無いでしょう。

結果として教師側に非があるのは認められたようですが、私的には皆の前で罵倒まがいの真似をされた子供が気がかりです。
子供社会はこうした問題について大人以上に厳しく、例え教師が抑えようとしても「こいつ、俺らと違うんだ」という差別の荒波を受けるのは避けられないでしょう。
今回は明らかに教師側が「どうかしてる」人間だったのは間違いありませんが、結果として皆の周りで露骨な中傷を受けた子の辛さや悲しみを考えると、何とも後味の悪い結果だけが残ったように思います。

>2/7追記:
スポーツ報知にもっと詳しい話がありましたが、家庭事情を知ってて言ってたんですね。
問題の子については問題行動が目立つ「問題児」だったようですが、それを割り引いたとしても、教えを授ける仕事に携わる人の物言いではないでしょう。
記事にもありますが、子供とはいえ相手は血の通った人間ですし適切な言い方をすべきだったと思います。
いたずらに子供を擁護し過ぎても良くないのでしょうが、何だか気が重くなる話ではあります。

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ファーストフードと不況の深い結びつき

マクドナルドが独り勝ち 不況下で節約志向に対応(共同通信)

ココログニュース
さんには申し訳ないけど、マクドナルドをはじめとするファーストフード隆盛を見るに、世の実態が芳しくないのは明白でしょう。(苦笑)
仕事してる人なら当たり前の発想ですが、金が無い時にまず節約するのは食費だというのは世界的な一般常識です。
その際、出費が軽く手軽に空腹感を満たせるファーストフードはお決まりの選択と言えます。
この事は、イギリスにおいてフィッシュ・アンド・チップスが不動の人気を維持している事でも明らかです。

極めつけはUSA TODAYにおける米マクドナルドCEOのこの発言に尽きるでしょう。

the hamburger giant is "recession-resistant."

「ハンバーガー業界には不景気への対抗性がある」

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それは「仕事」として提供するシロモノ?

「振り込め注意」声かける仕事で雇用創出…政府がモデル案(読売新聞)

色々知恵を捻って頑張っているとは思うのですが、これは正直いただけません。
悪意は無いにせよ、あまりに非常識かつ不快な印象を持ちます。

さて問題の件についてですが、金融機関によって異なるにせよ行員に余裕がある所だとわざわざ人を配置するところがほとんどです。
私が立ち寄るところですと1~2名は必ず待機させている姿を見かけます。
もっとも、人員が限られている地方の支店はその限りではないでしょうが、仕事として提供するなら行員として人を雇用しろと金融機関に話せば済むようなケースにも見えます。
それと気になったのは、単純雇用のばら売りは低所得雇用者を暗に増発するだけで、その結果「働いたら負け」的な社会を助長する結果となりかねない点です。

「派遣切り」や「就職難」にあった人達は痛感していると思われますが、あまりに単純かつ誰でも出来る仕事というは職歴としてまったく評価されません
確かに今日をとりまく異常な経済状況は確かに深刻です。すすめ!(8554)南日本銀行さんが「雇用などの受け皿が課題」が紹介してますように、地方の雇用情勢はもはや壊滅的です。政府のプロジェクトチームが、それを改善するため仕事の創出をしたいのはわかります。しかし、だからと言って職歴にも書けないようなシロモノを仕事として提供していい理由にはならないと思います。

私的には常々言ってますが、雇用情勢の歪みや不景気による経済実態が深刻だからこそ「長期かつ生活が成り立つ雇用条件」「職歴として認められる職務」といった点をきちんと重視すべきだと考えます。ただでさえ不安定かつ綱渡り的な生活を強いられた人々が求職難の実害を受けている訳ですから、もっとその辺を考慮すべきだと言いたいです。

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引用ミスについてのお詫び

派遣会社もリストラかな?(非国民通信さん)

はじめに皆様にお詫びいたします。私が以前書いた「一人の解雇は悲劇でも、集団の解雇は統計上の数字に過ぎないのか?」において、自殺事件のニュースをリンクしました。

企業は無駄な人員を減らしコスト削減をする事だけしか頭に無いようですが、その結果として自殺という痛ましい事件が発生してしまいました。

その際に、自殺原因と昨今の「派遣切り」が直接関連するかのように書いています
しかし、正確には非国民通信さんの引用にもあるように、派遣期間終了後の自殺行為ですので私の引用は明らかな誤りです。
貧困や雇用問題に苦しむ人々の救済を提起する目的で引用したとはいえ、情報を正しく理解せず事実誤認をしたまま引用したことは決して許されるものではありません

非国民通信の管理人さんが以下のように書いています。

このニュースを「派遣切り」の一つと勘違いした挙句に自己責任論を持ち出しては「世の中の厳しさに耐え抜いている俺」に酔いしれている感じの人が結構いました。やれやれですね。単に自己責任論で失業者を叩きたいだけの人が、記事の見出しを見ただけで飛びついちゃったんでしょう。

上に引用した内容は本来私のケースとは異なります。ただ、雇用側やそれを監督する行政・政府を批判するために、記事の引用を誤って使うこともいいことでは無いのも事実です。
また私の意図がどうであれ、「世の中の厳しさに立ち向かう俺」的な真似をすることは真剣に問題提起をされている人達へも失礼だったと猛省しています。

昨今の雇用情勢やそれに対する政府の取り組みについては、もはや怒りしかないです。
特に地方に住んでいる私としては、切羽詰った状況を肌身で感じていますので汚い言い方ですが「ムカツク」ぐらい怒ってます。
もっとも、それが過ぎて今回のように冷静に情報を扱う努力を欠いてしまうことはあってはならない事です。
最後に改めてお詫びするとともに、今後はもっと冷静に物事を見るよう努力します。

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阪神ファンな私的に気合が入る曲




コネタマ参加中: 聴くと気合が入る曲を教えて!

ネタに困った訳ではないのですが、せっかくのサービスなのでコマネタに便乗したいと思います。(笑)

阪神ファンである私的には、リンドバーグ『every little thing every precious thing』です。
阪神の守護神である藤川の登場曲ですが、あれが流れると絶対に勝てると気合が入ります。
あとJFA以前に抑えの切り札として活躍した遠山の登場曲であるアルフィー『希望の鐘が鳴る朝に』も同じように気合が入る曲でした。文字通り絶望から復活した遠山にとても似合ってたと思います。

藤川については、ブレイク前の期待過剰で叩かれていた頃から知ってるので思い入れは深いです。
以前は怪我が多く、人知れず去っていった選手達の一人になるかと覚悟した時期もありました。
そこからプロ野球を代表する活躍をしてるのですから、本当に大した選手だと思います。

最後に「六甲おろし」は歓喜の曲だと思うので、気合を入れる曲とは違うかなと私は思います。
今年はevery little thing every precious thingは少な目、六甲おろしは去年よりも多く聞きたいですね。(笑)


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