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富の創出をスワンベーカリーから学ぶ

スワンベーカリーというパン屋さんを御存知でしょうか?これは今は亡きヤマト運輸創始者・小倉昌男氏が、障害者労働の実態を知りはじめた事業であることは、牧野節子著「はばたけスワンベーカリー」や報道雑誌などで御存知の方もいるかと思います。

上記事業を語る上で大切な事は、『安定した雇用環境』『月収10万以上の収入』という二つの柱です。
障害者労働の受け皿としては、共同作業所での小物などの製作があるようですが、そうした作業で得られる収入は1万円にも満たないケースが多く、これでは個々の自立はおろか社会への関わりすら厳しい状況でした。
スワンベーカリーは、富を創出する経済的視点からパン屋という事業を通し、収入を得る事で障害者が社会に参画する橋渡しをする事により、結果として上記二つの柱の実現を成功したケースです。
現在では全国各地での販売活動に留まらず、様々な試みが今も行われています。

今日、私達の社会は世界的な不況の最中にあります。雇用環境は失われ、安定した収入の確保すら困難な人々が増えつつあります。
昨日の麻生総理が施政方針演説上で語った「安心と活力ある社会」の実現を目指すなら、スワンベーカリーが目指した二つの柱は正に今の私達にも該当する問題と考えます。

ところが小倉秀夫さんが苦言を示しているように、経済関係者の中には富の創出よりも、まったく違う問題に関心を示しているようです。
真にこの経済不況を憂い、一日も早く「安心と活力ある社会」の実現を意識しているなら、今もっとも大切なのは小倉昌男氏のような視点ではないでしょうか?経済関係の皆様には、本業である「如何に富を創出すべきか」という視点に立ち返り、活動なり提言をして下さる事を強く望みます。

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