« 出来すぎた話の背景にあるもの | トップページ | こんな人は公務員を目指すのはお止めなさい »

語られぬ人々

小倉秀夫さんがla_causette上で書いた「雇用の流動化」の実例である香港について見てみたに対し、bobbyさんがアジアで一番に夢のある経済都市という反論を述べています。
もっともこの話、香港内に於いて重要な役割を果たしているある人々が明らかに語られていません。

解雇の嵐、帰国の波…世界不況が出稼ぎフィリピン人直撃(読売新聞)

労働環境を依存するフィリピンに於いて、香港はメイドとしての働き先として知られています。
こちらの記事ではその数20万人、記事にもあるように双方の利害が一致している事もあり、ここにあるように7万人いるとされるインドネシア人労働者との対抗を国レベルで取り組むほどの熱心さだった事がわかります。
もっとも、この世界規模の経済不況です。如何に双方の利害が一致していたとはいえ雇用主サイドも支出を抑える事が予想されますので、必然的に真っ先に切られるは誰か?と考察すれば自ずと何が起こるは容易にわかります。

ちなみに、日本において、フィリピンに該当するのは勝ち組であった東海、関東や一部の地方に労働力を提供していた地方が該当します。もっとも、この経済不況で勝ち組に該当した地域の工場が雇用が見込めないため、夢破れ地元に帰る人や帰る余力も無く留まる人もいると聞きます。
香港の場合に於いては、恐らく外国人労働者がその厳しい責を強いられるでしょう。
日本の地方で起こりつつある怨嗟と悲嘆が、フィリピンなどのアジア諸国で見られる事はまず確実と思われます。

|

« 出来すぎた話の背景にあるもの | トップページ | こんな人は公務員を目指すのはお止めなさい »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/532695/43837191

この記事へのトラックバック一覧です: 語られぬ人々:

« 出来すぎた話の背景にあるもの | トップページ | こんな人は公務員を目指すのはお止めなさい »